ショーとスタンダード

スタンダードとは

猫種の特徴(体格、体形、姿形、毛色など)を細かく記したものです。本来ブリーダーは、このスタンダードを基準に品種の姿形を維持、継承を目的として繁殖をしていく目的をもって繁殖する必要があります。
スタンダードを無視して繁殖だけ行えば、単に増殖しているにしかすぎず、色を変えてしまえば何の猫種だかわからない猫となっていってしまうからです。
どうか、アメリカンショートヘアーの品種を未来永劫、守るたにも、子猫を迎える場合は、このスタンダードを基本に、品種の維持や向上を目的にブリードをしている本当のブリーダーさんから子猫を迎えてくだい。

全般 アメリカンショートヘアーは真のワーキングキャットとしての品種である。その構成は、そのために弱さをい印象づけるような誇張された体の構造を持たないように改造されなければならない。全案的な効果として、力と忍耐性と、機敏さを示すような構成を持った力強く作り上げられた、バランスのいい、均整のとれた猫である。
サイズ  中~大。 大きくする目的のために質が犠牲になってはならない。雌では、雄よりがっしり感が少ないが、全体的なバランスが正しければ、雄と等しく評価が与えられなければならない。
プロポーション

体高より幾分長い。(高さは肩甲骨の一番高いところから地面までの側面の寸法。長さは、胸骨の先端から尾の後ろの先までの側面の寸法である。)横から見た場合、体は3つの等しい部分に分けることができる:胸骨の先端から肘まで、肘から後ろ脚まで、後ろの足の前面から、尾の後部の端までである。尻尾の長さは肩甲骨から尻尾の付け根までと同じ長さである。

頭部 大きく、幅よりほんのわずかに長い長方形の印象を与えるような、頬の豊かな顔である。甘く、開放的な表情をしている。正面から見ると、顔は二つの均等な部分に分けられる:耳の付け根から目の中央までと目の中央から顎の先までである。
 耳 中位の大きさ、先に幾分丸みがあり、付け根は過度に開いてはいない耳と耳の距離は、低い内側の角から測定して、目と目の間の距離の二つ分である。 
 額 横から見ると、額は頭頂を越えて首へと続くなだらかな連続した曲線を形作っている。正面から見ると、耳と耳の間にドームはない
 目 大きく幅広く、上瞼はアーモンドを半分にした(縦長に切った場合)様な形をしており、下瞼は十分に丸味がある。少なくとも目と目の間には目一つ分は慣れている。外側の角がほんの僅かに、内側の角より上に位置している。明るく、くっきりと敏捷な感じである。 
 鼻 中位の長さで、全体の長さと幅が同じである。横から見ると、鼻橋から額にかけて、なだらかな窪みのある曲線を描いている
 顎 獲物をうまく、しっかりと捉えるに足る強さと長さがある。上顎と下顎がまっすぐで、均等に正しいと思われるような、鋏おnような、噛み合わせである。(真っ直ぐな咬合わせでは、前歯の上下が均等に合う。鋏のような咬み合わせでは、上の前歯の内側の角が、下の前歯の外側に触れる。)
 顎先 しっかりと良く発達しており、上唇と垂直なラインを形成している。
 首 中位の長さで、筋肉質で強い。
 胴体 硬く作られ、筋肉質で力強く、よく発達した肩、胸、後ろ足と臀部を持つ。背中は広く、真っ直ぐで、水平である。横から見ると、腰骨から尾の付け根にかけて、わずかに傾斜して下がっている。上から見ると、胴体の外側の線は平行である。
 脚 長さと骨格は中位で、筋肉質で重い。後ろから見ると、四本の脚の全てが真っ直ぐで、平行で、前向きのポウ(人間でいう手にあたる部分)を持っている。
ポウ 頑丈で豊かで丸味があり、しっかりとしたパッドがある。爪先:前は5本で、後ろは4本である。
中位の長さで、付け根がしっかりしていて、見た目は先細りになって、ぷつんとまっすぐに終わっているが、ノーマルな先細りの脊椎の末端である。
コート 短く、厚く、均一で硬い手触りである。コートの厚みは地域的な、また季節的な多様性は許される。コートは水分や、寒さや、皮膚の外傷から守られるのに充分な厚みがある。
減点 過剰にコビーであること、もしくは細長い手足。とても短い尾
失格 ハイブリダイゼーション(異種交配)の結果である証拠の現れである色、チョコレート、セーブル、ラベンダー、ライラック、または特定のポイント(たとえば、サイアミーズタイプのマーキング)。その他、どんな猫種とのハイブリッドの結果としての外観 ロング、もしくわふわふわした被毛、深いノーズブレーク、出っ張った眼の付き方、顔の出っ張り、キンク(尾の先端などが曲っている)、もしくは異常な尾。ロケットやボタン(これらに限定せず、色の部分の上の白いスポット)。正しくない脚の指の数。アンダーショットやオーバーショットの歯のかみ合わせ。舌が執拗に出ている。肥満ややつれていること。
弱さを印象づけるようないかなる誇張された体つき。

アメリカンショートヘアーの色と柄

アメリカンショートヘアーといえば、クラッシックタビー(渦巻模様)を想像しますが、多くのカラーや柄があります。
すべてではありませんが、その色と柄を紹介いたします。

クラッシックタビーパターン  マーキングは濃く、はっきりと見えて、幅が広い脚は体のマーキングとつながるように登っていくブレスレットの縞がる。尻尾は均等に輪がある。首、胸の上部には跡切れのない何本ものネックレスがあり、ネックレスは多いほど良い。しかめ面マークが額にあり、それは入り組んだ”M”の形になっている。跡切れのないラインが目の外側の角から後ろへと走っている渦巻が頬にある。縦のラインが頭の後ろを通って肩のバタフライマークにまで及んでいる。そのバタフライマークは、上羽」と下羽の両方がくっきりと縁どられ、輪郭の内側には反転のマークがある。背中のマークはバタフライから尻尾へと背骨に沿って縦に降りている一本のラインとそれに平行して両側にそれぞれ縦の一本の縞からなり、この3本の縞は地色の縞によって、よく離れている。一つかそれ以上の途切れない輪に取り囲まれた大きな単色の斑が両側にある。両側のマークは両側ともに同じである。二重の縦のボタンの列が胸と腹にある。
胸節:マーキングと同じ色 
マッカレルタビーパターン   マーキングは濃く、くっきりと見え、すべては狭い鉛筆書きのラインのようである。脚には体のマークにつながる狭いブレスレットからなる均等な縞がある。尻尾はバーがある。首と胸のネックレスがくっきりしており、たくさんのチェーンの様である。頭部には縞があり、額に”M”マークがある。目から後ろにかけて途切れない線が走っている。ラインは東部から駆けて下り、肩で出会っている。背骨に沿った線は共に流れて狭いサドルを形作る。狭いペンシルラインが体の回りに走っている。飛節:マーキングと同じ色、
ティックドタビーパターン  全体的な外観は、体に明らかなマーキングがなく、はっきりとしたタビーの縞が頭、首、足、尾にある。胴体の毛の軸はティックドでなければならず、マーキングの色のさまざまなシェードがある。マーキングのカラー(縞)、地色、目色はクラッシックやマッカレルタビーパターンのそれと同じである。体は上から見たときに背中や濃いシェード以外の、識別できるようなスポットや縞や斑がない。より明るい下側はタビーマークが見える場合もある。猫は少なくとも一本のくっきりとしたネックレスを持たなければならない。跳節はタビーマーキングのカラーと同じである。 
 パッチドタビーパターン(トービー)
(クラッシック、マッカレル
orティックド)
 シルバー、ブラウン、もしくはブルータビーにレッドかクリームもしくは両方のパッチで構成されている。
シルバータビー
(クラッシック、マッカレル
orティックド) 
 唇と顎と含み、地色は薄い済んだシルバーである。マーキングは濃い黒。シルバータビーは遺伝的にアグーチパターンを示すシェーデットの猫で、それゆえにアンダーコートは白でなければならない。
ノーズレザー:煉瓦色のレッド。
パウパッド:ブラック。
目色:グリーンかヘーゼル(グリーンが優先される) 
シルバーパッチドタビー アンダーコートはホワイト、唇や顎を含む地色は、薄いシルバーで濃いブラックのクラッシックかマッカレルの縞とマーキングがあり、レッドかクリームのくっきりと明確なパッチが体と手足にある。レッドかクリームの斑が顔にあるのが望ましい。
目色:輝くゴールド。
ブルーシルバータビー
(ピータータビー)
アンダーコートはホワイト、唇や顎を含む地色は薄い、鮮やかなブルーがかったシルバー。マーキングは陰りのないブルー。
ノーズレザー:ブルーもしくはオールドローズでブルーの縁取りがある。
パウパッド:ブルー。
目色:グリーンもしくはヘーゼル
レッドタビー
(クラッシック、マッカレル
orティックド)
地色はレッドマーキングは深く豊かなレッド 唇と顎は目の回りの色と同等である。
ノーズレザーとパウパッド:煉瓦色のレッド。
目色:輝くゴールド
ブラウンタビー
(クラッシック、マッカレル
orティックド)
地色は輝く銅色のブラウン。マーキングは濃いブラック。唇と顎は目の回りのリングと同じシェードである。足の表は、パウから踵にかけてブラック。
ノーズレザー:煉瓦色のレッド。
パウパッド:ブラックかブラウン
目色:輝くゴールド
ブラウンパッチドタビー   地色は輝く銅色のブラウンで、濃い黒のクラッシックかマッカレルのマーキングがあり、くっきりと明確なレッドかクリームのパッチが体と手足にある。レッドかクリームの斑が顔にあるのが望ましい、唇と顎は目の回りのリングと同じシェードである。
目色:輝くゴールド 
ブルータビー
(クラッシック、マッカレル
orティックド)
唇と顎を含み地色は薄いブルーがかったアイボリー。マーキングはとても深いブルーで地色と良いコントラストをなしている。暖かいフォーンがかあった雰囲気か、パティナが全体にかかっている。
ノーズレザー:オールドローズ。
パウパッド:ローズ。目色:輝くゴールド
クリームタビー
(クラッシック、マッカレル
orティックド)
唇と顎を含み、地色はとても薄いクリーム。
マーキングは薄黄色かクリームで、良いコントラストをなすように、地色より十分に濃いが、ダイリュートカラーの範囲内である。
ノーズレザーとパウパッド:ピンク。 
目色:輝くゴールド
カメオタビー
(クラッシック、マッカレル
orティックド)
地色はオフホワイト。マーキングはレッド。カメオタビーは遺伝的にアグーチパターンを示すシェードの猫で、それゆえにアンダーコートは白でなければならない。
ノーズレザーとパウパッド:ローズ。
目色:輝くゴールド
クリームカメオタビー
(ダイリュートカメオ)
(クラッシック、マッカレル
orティックド)
アンダーコートは白、地色はオフホワイト。マーキングはクリーム
ノーズレザーとパウパッド:ピンク
目色:輝くゴールド
ブラック 濃い石炭のようなブラック、毛の根元から先まで陰りがない。毛先の錆びた薄い色合いや、スモークのアンダーコートがない。
ノーズレザー:ブラック。アウパッド:ブラック。
目色:輝くゴールド
ブルー より明るいシェードが好ましい。鼻から尾の先端まで単一レベルのトーン。根元まで陰りがない。
不均一な明るいシェードより、陰りのない暗いシェードがより良い。
ノーズレザーとアウパッド:ブルー。 
目色:輝くゴールド
ブルーパッチドタビー(クラッシック、マッカレル
orティックド)
唇と顎を含む地色は、薄いブルーがかったアイボリーでとても深いブルーのクラッシックかマッカレルの縞のマーキングがあり、地色と良いコントラストをなしている。くっきりと明確なクリームのパッチが体と手足にある。クリームの斑が顔にあるのが望ましい。暖かいフォーンがかった雰囲気か、パティナが全体にかかっている。目色:輝くゴールド
シェーデッドシルバー アンダーコートはホワイト、体の側面、顔、尾からシェードが薄くなるブラックのティッピングに被われており、
背筋が濃く、顎、胸、腹と尾尻の下側はホワイト。脚は顔と同じトーンである。総じて、チンチラよりかなり暗い
印象を与える。
目の縁取り、唇は黒、鼻は黒く縁どられている。
ノーズレザー:レンガ色のレッド。パウパッド:黒。
目色:グリーン
シェーデットカメオ
(レッドシェーデット)
アンダーコートはホワイト、背筋が濃く、顎、胸、腹と尾尻の下側にかけて次第に白くなるレッドの
ティッピングに被われている。脚は顔と同じトーンである。総じてシェルカメオよりかなり濃いレッドの印象を与える。
ノーズレザー、目の縁取り、パウパッド:ローズ
目色:輝くゴールド
ブラックスモーク 白いアンダーコートで、黒のティップが深く入っている。猫が休んでいる時はブラックに見える。動いたときに
白のアンダーコートがくっきりと現れる。(四肢の)先端と顔は黒で、被毛を分けた場合にのみ見える、皮膚に
隣接した毛の根元部分に狭い白の帯がある。
ノーズレザーとパウパッド:黒、
目色:グリーン、ヘーゼル、ゴールド;グリーンがより好ましい。
ブルースモーク 白いアンダーコートで、ブルーのティップが深く入っている。猫が休んでいる時はブルーに見える。動いたときに
白のアンダーコートがくっきりと現れる。(四肢の)先端と顔はブルーで、被毛を分けた場合にのみ見える、皮膚に
隣接した毛の根元部分に狭い白の帯がある。
ノーズレザーとパウパッド:ブルー
目色:輝くゴールド
トーティシェルスモーク 白いアンダーコートで、トーティシェルのパターンのような、レッドとクリームのティップの入った毛の、はっきりと認識できる不規則なパッチのある黒のティップが深く入っている。猫が休んでいるときはトーティシェルに見える。
動いたときに白いアンダーコートがくっきりと現れる。顔と耳はトーティシェルのパターンで、被毛を分けた場合にのみ見える、皮膚に隣接した毛の根元部分に狭い白の帯がある。白い耳のタフト。顔にレッドかクリームのティップの斑があるのが望ましい。
シェーデットカメオ
(クリームシェーデット)
アンダーコートはホワイト、体の側面、顔、尾からシェードが薄くなるクリームのティッピングに被われており、背筋が濃く、顎、胸、腹と尾尻の下側はホワイト。脚はカメオよりかなり濃いクリームの印象を与える。
ノーズレザー、目の縁取り、パウパッド:ピンク
目色:輝くゴールド
その他 ブルーシルバーパッチドタビー、クリーム、チンチラシルバー、シェルカメオ、シェーデットカメオ、カメオスモーク、ブルーチンチラシルバー、ブルーシェーデットシルバー、ブルークリームスモーク、 レッド、スモークアンドホワイト、ブラックスモークアンドホワイト、トーティシェルスモークアンドホワイト、シェルカメオアンドホワイト、スモークアンドホワイト、シェーデットカメオアンドホワイト、他。


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Cat Showについて

全国各地でキャットショー(品評会)が開催されています。キャットショーは猫の繁殖を行う上では必要不可欠なものであり、ブリーダーが繁殖した猫をスタンダードにてらしあわせ、審査員が評価を行い、順位が決められます。ブリーダーはその評価、他の猫との比較を行いながら、よりよい品種づくりに役立てているのです。 
同時に、飼い主さんと猫ちゃんがともに思い出を作る事ができる場、猫好きさんとのつながりを持てる場でもあります。去勢・避妊をした猫の部門、ハウスホールド部門(家庭猫の部門)もありますので、キャットショーに興味をお持ちの方は、是非一度、ショー会場へ足を運んでみてください。見学も可能です

キャットショーに入賞時のリボン

キャットショーでファイナルに入るともらえるリボン

キャットショーで必要なもの

~出陳するにあたっての準備について~

キャリーケース
ペットシーツ
ケージカバー(45x45x45)自分の用意したケージを使う事も可能(有料)
控えケージの中に敷くマットや猫ベッド
餌、水入れ、猫ちゃんのおやつ、ごはん
猫ちゃんのトイレ用具
猫じゃらし
筆記用具
宿泊する場合は、宿泊用の猫ちゃん用のテントが必要です 
 
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当CatteryはThe Cat Fanciers Association ,INC(アメリカに本部がある世界最大のキャットクラブ)に登録され、CFAのキャットショーへの出陳をしています。当Catteryの猫ちゃんの活躍はFacebookやブログでもアップしていきますので、見てくださいね。

アメショーのキャットショー審査風景

キャットショーでの審査風景

キャットショーの結果

現在のところ、我が家の猫ちゃんは今年はまだエントリー予定がありません。
にゃこが大きくなったら行きたいなぁ。